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---- 目次 ---- |
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平成30年 年頭のごあいさつ 理事長 |
平成30年1月 |
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平成30年 新年のごあいさつ 病院長 |
平成30年1月 |
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超高齢化社会と今後の日本の医療 (広報いぶすき掲載) |
平成26年9月 |
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看取りのできる在宅医療をめざして 病院長 |
平成26年5月 |
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※理事長、病院長の表記につきましては、執筆時点での役職を残しております。
2009年10月から2016年9月まで医療法人浩然会 理事長 、指宿浩然会病院 病院長を大重太真男が兼任。
2016年10月から医療法人浩然会 理事長は大重太真男、指宿浩然会病院 病院長に大重和典が就任しました。 |
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平成30年 年頭のごあいさつ |
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理事長 大重太真男 |
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新年あけましておめでとうございます。
昨年は医療法人浩然会をご支援いただき誠にありがとうございました。今年も地域の皆様が安心して暮らせるよう、医療・健診・施設や在宅での医療介護サービスによりに努めて参ります。
日本が超高齢社会と少子化にある中、医療も大きく変わろうとしています。国は住み慣れた地域で最後まで過ごせるように、行政を中心として医療介護施設を含む地域ぐるみで、地域包括ケアシステムを導入しています。その中の地域医療構想があります。
限りある医療資源(人材や医療費など)を有効に使うために、地域医療構想の導入が始まります。 昔は一人の先生がまたは一か所の病院で、最期まで治療できていましたが、現在は、患者様の病状や発症からの経過期間によって、転院や転棟を行わないといけなくなっていました。
例えば脳梗塞を発症した場合
①発症直後は超急性期か急性期病棟に入院
②約2週間~1か月後リハビリ目的で回復期病院か病棟に転院または転棟
③数か月後は在宅復帰(自宅か介護施設、介護医療院)か慢性期病棟へ
となります。
そんな中医療法人浩然会は、指宿浩然会病院、介護老人保健施設ヴァべールみどりの風、指宿訪問看護ステーション、ホームケア合歓の木の4組織を有し、病気の発症直後から病状が回復し在宅復帰し、さらに在宅での生活が安心して過ごせるように支援いたします。
指宿浩然会病院は急性期、回復期、慢性期、地域包括ケア病棟を有し、退院後はデイケア、訪問診療・訪問リハビリを行っています。在宅復帰に時間がかかる際は、介護老人保健施設のヴァンベールみどりの風で引き続き介護させていただきながらリハビリを行い、在宅復帰を目指します。在宅復帰後は指宿訪問看護ステーションや小規模多機能施設のケアホーム合歓の木で在宅療養が安心して過ごせるように支援いたします。
医療制度や介護制度が複雑になり、制度を理解することが難しくなりました。医療相談員にご遠慮なく相談していただきたいと思いますこれからも皆様の声をお聞きしながら、住み慣れた地域で最期まで安心して過ごせるように、努めて参ります。
今年もよろしくご指導お願い申し上げます。 |
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平成30年 新年のごあいさつ |
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病院長 大重和典 |
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新年あけましておめでとうございます。 日頃より皆様から指宿浩然会病院へのご理解とご協力を頂き、心よりお礼申し上げます。
日本においては2025年に団塊の世代の人たちが後期高齢者の仲間入りをするため、高齢化社会はより加速します。その際に今のままの病院の機能では不十分であるとして高度急性期機能、急性期機能、回復期機能、慢性期機能というように病床を再振り分けすることが必要になってきます。その振り分けを地域医療構想といいます。
指宿浩然会病院におきましても、その流れに沿って昨年3月より「地域包括ケア病棟(26床)」を開設いたしました。
急性期治療を経過し、病状が安定された患者様に対して、在宅や介護施設への復帰支援に向けた医療や支援を行う病棟です。在宅での療養にまだ不安があり、もう少しの入院治療で社会復帰できる患者様、また一度在宅に復帰したものの体調を崩されてしまった患者様などにつきましても、当病棟をご利用いただきたいと思います。安心して退院していただけるようスタッフ全員で支援いたします。
また今後も病院の基本方針である
1.安心して生活できる支える医療の提供
2.継続したリハビリテーションの提供
3.健康診断・予防医療の提供
4.心あたたまるケアの提供
を引き続き目指してまいります。
地域社会に貢献し、皆様方に満足していただける質の高い医療を提供するために職員一丸となって努力していく所存です。
本年度もご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。 |
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